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抗インフルエンザ薬タミフル

「抗インフルエンザ薬」の危険性

「タミフル」は感染力の強いインフルエンザウイルスに対し、抵抗性と速効性があると言われている抗インフルエンザ薬です。インフルエンザウイルスはA型、B型、C型などに分類されます。この内、「タミフルは」A型とB型のインフルエンザに効果があるとされています。「タミフル」に期待出来る効能は、体内でのインフルエンザウイルス増殖を抑制する効果です。「タミフル」を服用した患者は、そうでない患者に比べて約1日治りが早くなるという臨床結果が報告されています。さらにインフルエンザに伴う諸症状を軽減させる効果もあると言われています。その効能を最大限に発揮させるには、インフルエンザ症状が表れてから短時間(48時間)内に投薬する事が重要となります。この制限時間を過ぎると「タミフル」を飲んでも治療効果がほとんど得られません。また、「タミフル」はC型インフルエンザにも効果がありません。C型のインフルエンザウイルスには増殖に関わる成分「ノイラミニダーゼ」が存在しない為です。

 

一方で、「タミフル」には服用時に様々な副作用が出るという問題点も指摘されています。主な副作用は腹痛・下痢・吐き気などの消化器系障害、肺炎、精神・神経系疾患、アナフィラキシーショック等です。特に有名なのは“異常行動を伴う精神疾患”ですよね。「タミフル」を飲んだ未成年者が錯乱して高層階から飛び降りるといった、薬の副作用が原因と見られる死亡事件も過去に度々ニュースで取り上げられました。この副作用の症状は、どういう訳か10代の未成年者だけに顕著に見られます。この為、厚生労働省は現在、原則として10歳以上の未成年者への「タミフル」使用を差し控えるように各医療機関に通達を出しています。しかし「タミフル」に関する疑問点はそれだけではありません。幼児、及び20代以上の患者についても副作用で“突然死”する報告例が非常に多いそうです。

厚生労働省が2007年度に発表した調査報告によると、前年11月末日までに起きた「タミフル」服用による副作用事故の報告例は1465件、死亡者は55人。その内、異常行動後の事故死は8人、突然死は9人だと報告されています。さらに調査期間後に新たに出た死者、NPO医療法人が独自調査して発覚した死者などを足すと、計78人もの患者さんが「タミフル」服用後に何らかの副作用で亡くなっていた事になります。この様に危険な副作用が指摘されている「タミフル」、欧米ではインフルエンザの治療薬としてほとんど使用されていません。日本が一国だけで「タミフル」の世界生産量8割を消費しているという奇怪な事実があります。たった1日だけ治りを早くするだけの為に、危険な副作用を多く伴う「タミフル」を服用する事に疑問を投げ掛ける見識者も大勢います。インフルエンザの治療は「一般療法」が一番適正なのだそうです。つまり安静にして十分に睡眠を取る事、脱水症状が起こらないように水分補給をしっかりする事、そうした当たり前の生活療法こそが最も効果的な治療法なのです。

 

実は「タミフル」以外にも、副作用によって“飛び降り自殺などの異常行動”を引き起こしてしまう危険な薬があります。それは心療内科などの精神医療施設で処方される「向精神薬」です。「抗鬱剤」、「抗てんかん薬」、「睡眠薬」なども「向精神薬」の一種です。「向精神薬」は“刺激剤”と“鎮静剤”という二つの系統に大別され、これらが脳内物質を制御する事によって服用者の気分を高揚させたり、鎮静化させたりします。「向精神薬」の中には、成分が“覚醒剤”や“麻薬”と非常によく似た物が多くあると言われています。従って、違法ドラッグと同じ様な“強い依存性”もあります。薬が切れると気分がイライラしたり、強い不安感に襲われるなどの禁断症状が引き起こされます。また、服用を続けると次第に薬の効き目が薄くなってゆき、結果として服薬量が増えて「オーバードーズ(用法用量を大幅に超えて服薬してしまう事)」状態に陥り易くなります。多量に飲めば飲むほど、脳神経が破壊されてゆく危険性もあります。そして「向精神薬」には数多くの危険な副作用があります。副作用は薬の種類によって異なりますが、主な症状として神経障害、認知障害、健忘症、記憶喪失、人間らしい感情の喪失、強い倦怠感、運動機能低下、睡眠障害、痙攣症状、内臓疾患、心臓疾患、発癌性、出産異常、幻覚・幻聴症状、錯乱症状、攻撃性や自殺衝動の誘発、突然死を引き起こす危険性などが挙げられます。

本来、精神病を治す為の薬であるはずが、何故かこんなにも多くの副作用ばかりもたらすというのは甚だおかしいと思いませんか?しかもアルコールと併飲すると、これらの副作用リスクはさらに増大するそうです。また、ある「向精神薬」の副作用を抑える為に、別の「向精神薬」を併用するという、安易な「多剤投与」療法も非常に問題視されています。結果的に、患者がより重篤な副作用や、強い依存症に陥るリスクがあるからです。現在、日本国内で処方されている睡眠薬・鎮静剤などの「向精神薬」の年間総量はなんと18億錠!世界各国と比較してみても断突1位の超膨大な処方量です。さらに全国の精神病院では毎月“1200人”以上もの入院患者さんが死亡退院しています。これは事件・事故などで1年間に出る総死者数とほぼ同等。つまり年平均に直せば、毎年1万5千人近くもの患者さんが“入院先の精神病院で死亡している”事になります。地域によっては、入院患者の3人に2人が死亡退院しているなんて恐ろしい精神病院まであるぐらいです。自殺者の7割が精神薬を飲んでいるなんて統計データもあります。人間は皆、日々の生活の中で悩んだり落ち込んだりするのが当たり前、それは極自然な感情なのです。心のケアを薬で行おうという考え方が、そもそもの大間違い。それは危険ドラッグに依存してトリップしているのと同義です。安易に精神医療に頼るのは非常に危険なので、皆さんも十分気を付けて下さい。

 

参考資料

●『薬のチェックは命のチェック』タミフルで死亡78人!!(内、突然死・心肺停止は計48人)
http://www.npojip.org/sokuho/070412.html

●鳥インフルエンザ流行の裏で、タミフルでボロ儲けした人物とは?

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