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人工甘味料

「人工甘味料」の危険性

「人工甘味料」は砂糖の代用品として、糖分オフ飲料や菓子類を始め、あらゆる加工食品に使われています。「人工甘味料」に期待できる健康効果として、一般的には「低カロリーでダイエット向き」、「血糖値を上げないので糖尿病対策に最適」、「体内に吸収されないから安全」などと様々な長所が謳われています。さらに厚労省が2015年6月に砂糖への課税強化を求める提言案を纏めた事もあり、今後は安価な甘味料として各食品メーカーからより注目度が上がると見込まれています。既に現在でも、市販のジュースやコーヒー飲料、アルコール9%酎ハイ、お菓子、ガム、ミントタブレットなどのパッケージに表示されている原材料名を見てみれば、かなりの普及率で「人工甘味料」が使用されている事実が分かります。例えば「アスパルテーム」、「アセスルファムK」、「ステビア」、「スクラロース」等々。

この様に一見良い事尽くめに思える「人工甘味料」ですが、実はそうではない実態が隠されています。まず「人工甘味料」は血糖値が上がり難い…というのは嘘です。糖質が高い飲食物を摂取すると、約30分程で血糖値が急上昇します。これは新たな糖分が体内に入って来ると、予め肝臓に蓄えられていたグリコーゲン(人体活動に必要なエネルギー)が分解されて血液中に放出される為です。そして肝臓は新たに取り入れられた糖分をグリコーゲンに変化させて貯蔵します。ところが「人工甘味料」を摂取した場合でも、脳はそれを糖分だと判断して肝臓からグリコーゲンを分泌します。しかし「人工甘味料」は消化・吸収されないので、肝臓に新たなグリコーゲンを貯える事が出来ません。こうなると脳は混乱し、足りなくなったグリコーゲンを補って血糖値を一定に保つ為に体内機能を働かせようとします。結果として副腎疲労を招き、様々な病気の引き金となります。

 

さらに困った事に、「人工甘味料」には恐ろしい毒性もあります。特にカロリーゼロ・ノンカロリーを謳ったダイエット食品などによく使われている「アスパルテーム」は、最も危険性が高い毒物だと言われています。「アスパルテーム」の主成分であるフェニルアラニンはアミノ酸の一種で、人間の脳内でドーパミンやノルアドレナリンなどの神経伝達物質を生成させる働きを持ちます。フェニルアラニンを多量摂取すると神経伝達物質が過剰分泌されて、脳細胞を激しく刺激してしまいます。ドーパミンを始めとした脳内麻薬物質には強い神経毒性があり、過剰な分泌状態が続けば脳神経が破壊されてしまう危険性もあります。覚醒剤などの危険ドラッグは、このドーパミンを脳内に大量分泌させてしまう為、幻覚・幻聴・錯乱症状などの精神異常を引き起こすのです。同じく「アスパルテーム」の構成成分であるメチルエステルも危険な作用を及ぼします。メチルエステルを摂取すると、体内でメチルアルコール(メタノール)に変化します。これも猛毒の一種です。メタノールは小さじ一杯で失明、大さじ一杯で死亡に至ると言われています。体内で蓄積されていくと発癌性、頭痛、精神障害、記憶障害、知能低下、暴力性の助長、パーキンソン病など様々な健康障害を引き起こすという研究結果が報告されています。

同じく「人工甘味料」の代表格である「アセスルファムK」にも、発癌性が指摘されています。「アセスルファムK」には塩化メチレンが含まれています。この塩化メチレンは呼吸器や皮膚から体内に吸収されると、かなりの高確率で”癌の原因”となる事が明らかとなっている危険物質です。呼吸で体重1キログラム辺り50ミリグラム、経皮で200ミリグラム吸収されると、50%の確率で癌になる可能性があると言われています。当然ながら、「アセスルファムK」を長期的に摂取し続けると身体に害が及ぶ事は明白です。実際に癌、肝臓や腎臓疾患、頭痛、吐き気などを引き起こすといった報告も寄せられています。やはり発癌性など健康被害リスクから、アメリカや日本で1969年に食品添加物使用が禁止された人工甘味料「チクロ」と、「アセスルファムK」の分子構造がよく似ている点も気になるところです。

それから「スクラロース」も農薬の研究開発中に偶然発見された化学物質だという、如何わしい「人工甘味料」の一種です。「スクラロース」が危険だと言われる理由は、人体に有害だとされる塩素が分子構造に含まれており、さらに炭素分子も付加されている点です。これらが化学合成するとオルガノクロライドと呼ばれる物質になります。その性質は、諸外国で使用が禁止されている危険な農薬「ダイオキシン」、「DDT」、「PCB」などと、とても近いものです。さらにそれが加熱して138度を越えると、塩素ガスが発生します。塩素ガスには強い毒性があり、人体にとって非常に有害である事が実証されています。クッキーなど高温で調理される焼き菓子に「スクラロース」が含まれていた場合、特に注意が必要です。

「ステビア」も不妊症の原因になる成分が含まれた「人工甘味料」だと言われています。世界保健機構WHOも、調査結果はデータ不足でグレーゾーンだとしながらも、「ステビア」には長期的な避妊作用がある事を認めています。「サッカリンナトリウム」や「フルクトース(果糖ぶどう糖)」なども、発癌リスクが指摘されている「人工甘味料」の一種です。他にも、健康に極めて害悪な「遺伝子組換」処理をされたトウモロコシやジャガイモから作られている疑いがある「人工甘味料」なんかもあります。何はともあれ、安全性が疑わしい「人工甘味料」の類は、なるべく摂取しない方が賢明です。お店で菓子やジュース類を買う時は、先ず原材料表をよく見て、「人工甘味料」が含まれてないか必ず確かめる様にしましょう。怪しい薬品名ではなく、しっかり「砂糖」と書いてあれば安全です。味も、やはりちゃんと砂糖が使われている商品の方が、変な薬品臭さが無くて断然、美味しいですよ!今の企業は何処も、低コストで商品を生産して、利益を上げる事しか考えていません。消費者の健康など二の次、三の次。もし将来的に、原料に関して何か重大なトラブルが発覚したとしても、「因果関係は認められない」などと言い訳して逃げるだけです。自分や家族の健康を守る為にも、危険な食品添加物は絶対に避けるという自己防衛に、今から努めましょう!

 

ところで最近、巷で大流行している“エナジードリンク”という缶飲料がありますよね?「飲めば、貴方もパワー全開で元気になれる!!」なんて謳い文句で販売されている、ちょっとお高めな清涼飲料水の事です。ところが、この手のエナジードリンクを飲んだ人が突然死するという、とても恐ろしい死亡事故ニュースが今、世界中で報告されています。メーカー商品によって異なりますが、エナジードリンク1缶当たりには約80~140ミリグラムのカフェインと、大量の糖分(砂糖・人工甘味料など)が含まれています。皆さんは「カフェイン中毒」という症状をご存知でしょうか?コーヒーやお茶に含まれる「カフェイン」には、脳神経を興奮させる作用がある為、よく眠気覚ましに愛飲されています。ところが過剰に摂取すると、目眩、強烈な嘔吐感、心拍数の急増による激しい動悸などの中毒症状に襲われるのです。最悪のケースでは急逝心臓麻痺を起こし、死に至ってしまいます。それでは、一体どのくらい「カフェイン」を摂取すると中毒になってしまうのか?目安は1000ミリグラム、つまり1グラムを短い時間内(1~2時間ぐらい)で摂取した場合、中毒症状が引き起こされる危険性があります。例えばコーヒーの場合、1杯(200ミリリットル)に約120ミリグラムのカフェインが含まれています。従って、短時間に8杯(1.6リットル)飲むと危険域に達します。エナジードリンクも同様です。大量の糖分も含まれている為、糖尿病や腎不全を併発するリスクもあります。特に激しい運動をした直後や、アルコールと一緒に飲んだりすると、死亡事故を引き起こす危険性が高まるそうです。日本でも2015年12月に、九州地方の20代の男性が、エナジードリンクの飲み過ぎで「カフェイン中毒」となり、死亡した例が報告されています。男性は24時間営業のコンビニ店に勤務。いつも眠気覚ましに、エナジードリンクを大量に愛飲していたそうです。エナジードリンクを飲み過ぎたせいで、嫌な方向に“翼を授けられて”しまわない様に、過剰摂取には十分気を付けましょう!

参考資料

●避けたい危険な食品添加物リスト…「人工甘味料」について
http://tenkabutsu.com/artificial-sweetener/

●[恐怖]知らない内に取っている人工甘味料!!アスパルテーム、アセスルファムK、スクラロース

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