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環境ホルモン
「環境ホルモン」の危険性

「環境ホルモン」とは、生物のホルモン(生理機能を調整する内分泌物質)の働きを狂わせてしまう化学物質の総称です。別名「外因性内分泌攪乱物質」とも呼ばれています。呼吸や食事により「環境ホルモン」が体内に取り込まれる事で、発癌性、アレルギー疾患、知能低下、精神障害、生殖不能、不妊症、胎児の奇形化など、様々な健康異常が引き起こされます。現在、約70種もの化学物質が「環境ホルモン」に指定されています。特にその代表格だとされているのは「ダイオキシン(ポリ塩化ジベンゾダイオキシン)」です。これはゴミ処理場で塩化ビニールやプラスチックが焼却された時に発生する化学物質です。また、農薬の製造過程でも発生しますし、塩素系の薬剤や漂白剤などにも含まれています。「ダイオキシン」は、かつてベトナム戦争で使用された強力な除草剤「枯葉剤」としても知られています。この「枯葉剤」の悪影響によって、現地で奇形児が大勢生まれた問題はあまりにも有名です。「ダイオキシン」は青酸カリの一万倍もの極めて強い毒性を持つ環境汚染物質だと言われていて大変、危険視されています。

 

 

他にも「環境ホルモン」に指定された化学物質は、私達の身近に沢山溢れ返っています。殺虫剤、殺菌剤、防腐剤、消臭剤、芳香剤、農薬、除草剤、食品添加物、保存料、等々。皆さんが普段何気無く食べているファストフードにも、食品添加物として「環境ホルモン」指定化学物質が含まれています。同じくカップラーメンやお弁当などのプラスチック容器や、ジュースの缶などにも危険な化学物質が使われていて、少量ながら食品中に溶け出している疑惑が持たれています。産廃処分場から排出された汚水から、30種以上の「環境ホルモン」が検出されたという事例もあります。それらが土壌や地下水、河川、海洋に流れ出し、魚介類や農作物を汚染している訳です。さらに加えて農作物には農薬も使われている為、念入りに洗ってから食べないと危険でしょう。昔はほとんど患者がいなかったと言われている癌病や、不妊症、花粉症、アトピー性皮膚炎、食物アレルギーが、現代で非常に増えている実態の裏にも、実は「環境ホルモン」が大きく関わっているのではないかと疑惑視されています。

また、除菌消臭スプレーに含まれる殺菌成分「第四級アンモニウム塩」も、生殖障害の原因となる危険物質だと言われています。よくCMで「除菌をしながら臭いを取る」などと謳って、部屋や衣服に消臭スプレーをシュッシュと掛けていますが、あれもただ健康に悪い危険化学物質を家中にバラ撒いているだけ。殺菌・殺虫効果が有る薬品だという事は、裏を返せば、それは我々人間を始めとした生物にとっても有害な毒物なのです。アメリカ・ワシントン州立大学の研究実験によると、モルモットの餌に除菌成分「第四級アンモニウム塩」を混ぜて食べさせたところ、子鼠の出生率が60%~10%程度にまで激減し、死産率も通常の倍ぐらいにまで高まるという生殖異常が確認されたそうです。近年、何故か日本国内で極端な少子化が進んでいる原因も、不妊症や流産、死産、身体・知能に障害を持った赤ん坊の出産などが増えて来ている理由も、実はこうした化学物質による弊害が背景にある訳です。

 

かつて殺虫剤や農薬として大量に使用されていた有機塩素化合物「DDT(ジクロロジフェニルトリクロロエタン)」も、また「環境ホルモン」の一種です。第二次世界大戦終了直後の時期、連合国軍最高司令部GHQからの特別許可を得て、アメリカ軍が衛生対策として日本国内に持ち込みました。当時、蚊やシラミ退治などの為に用いられ、大量散布される光景がよくニュース映像で流されました。しかし後に毒性の強さなどが問題となり、1971年に農薬としての販売が禁止され、1981年には製造・輸入も全面禁止となりました。「DDT」は自然界で分解され難く、長期間に渡って土壌や水質を汚染し続けます。また、食物連鎖を通じて人間の体内にも取り込まれ、発癌性、神経毒性、生殖異常などの健康被害をもたらします。こうした理由から、世界各国で使用が禁止された危険な殺虫剤「DDT」…実は現在、名前を変えて全く別の用途で大量使用されています。それは「抗癌剤」です!手術不可能な副腎癌に対して用いられる抗癌剤の一種「ミトタン(オペプリ)」は、殺虫剤「DDT」とよく似た化学構造を持つ薬剤です。「DDT」に含まれる成分が副腎皮質に選択的な壊死を起こすという事実から、その毒性を利用して副腎に出来た悪性腫瘍を小さくする働きを期待して開発された抗癌剤が「ミトタン」でした。しかし現状としては、副腎癌を完全に治す方法は外科手術による腫瘍摘出しか無く、抗癌剤治療は僅かな延命を計る為の気休めにしか過ぎません。しかも、その毒性による副作用は非常に重く、強い吐き気、食欲不振、下痢などの消化器障害、胃潰瘍、胃腸内出血、貧血、むくみ、発疹、脱毛症、頭痛、歩行障害、言語障害、健忘症、認知症、幻覚症状などの精神疾患を引き起こします。「ミトタン」と同じく「抗癌剤」と呼ばれる薬の多くが、強い毒性を利用して腫瘍の縮小化を図るという類のものばかりなのです。軍事化学兵器「マスタードガス」と全く同成分の「抗癌剤」なんて恐ろしい物まで存在します。「分子標的薬」などと呼ばれる最新型の「抗癌剤」も、ほとんど大差無い物だと考えて良いでしょう。これらの薬剤に癌を根治出来る効果は無く、本当にあるのかどうかも分からない僅かばかりの延命作用を期待して、強い副作用に苦しみながら「抗癌剤」治療を受ける。それが本当に患者自身の為になると言えるのか、甚だ疑問だと言う他ありません。

 

実は「抗癌剤」治療とは、医療機関の点数稼ぎと、製薬会社の売り上げ促進だけが目的の、患者の命を食い物にした“利権ビジネス”なんです。つまり末期癌に侵された患者さんの弱味に付け込んで、非常に高価な劇薬を大量投与して金儲けしているだけ。癌病で亡くなられた多くの患者さんの遺族に話を聞いてみて下さい。大半のケースの場合、半年掛かりで薬漬けにされた挙句に殺されているはずです。筆者の家族も全く同様の経緯で薬殺されました。家族は生前、「抗癌剤」の副作用で大変苦しみながらも、気丈に治療に耐え続けました。しかし担当医は「この薬を飲んでも多少延命出来るかも知れないだけで、完治の可能性はありません。」、「末期癌なので、もう手術は不可能です。その他の治療法を試してみたところで無駄だと思いますけどね?」などと冷淡に言い放ち、多額の医療費だけふんだくって行きました。これが“癌医療の実態”なのです。もし将来、貴方やご家族が癌病を患ったとしても、「抗癌剤」治療だけは絶対に受けるべきではないと忠告します。もし外科手術での治療が困難な状況でしたら、「免疫療法」や「重粒子線治療」など他の治療法を試してみた方がよっぽど賢明です。個人的に期待が持てると思うのは「温熱療法」です。医学研究によると、癌細胞は“熱に非常に弱い”という事実が分かっています。癌細胞に「42.5度」以上の熱を加えると、極端に死滅率がUPするそうです。毎日、少し熱めの風呂に長く入るだけでも良いでしょう。患部が分かっているのなら、その部分に使い捨てカイロを張るだけでもOKです。(ただし、低温火傷しない様に十分気を付けて試して下さい。)よく「癌には湯治療法が良い」という話を聞きますが、それも「温熱療法」効果の賜物でしょう。医者が匙を投げた様な末期癌患者さんでも、なんと温泉で定期的に湯治療法を続けた結果、癌がすっかり消えてしまったという実例がいくつも報告されています。この「温熱療法」に加えて、あとは十分な栄養と睡眠を取って、人間が本来持つ免疫力による自然治癒を目指すのが一番の癌治療法だと思います。

参考資料

●ぼくらの地球温暖化教室…環境ホルモンとは?
http://www.gwarming.com/link/k_hormone.html

●中国で多くの女性と児童が“環境ホルモン”の犠牲に!?

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