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電磁波

「電磁波」の危険性

現在、日本では「福島原発事故」による放射能汚染が大変深刻な問題となっていますが、実はもっと古くから“健康に害を及ぼす放射線”が身近に存在していました。それが家電製品や送電設備から発せられる「電磁波」です。昔から「送電線の近くで暮らす住民は、発癌リスクが高まる」という説がありました。これを裏付ける事実として、2001年に世界保健機構WHOの下部組織である国際癌研究機関IARCが、「50~60ヘルツの極低周波磁場は、発癌ランク2B(人体への発癌の可能性有り)に相当する」と発表しています。送電線や、家庭内配線、電気器具などから放出される「極低周波(ELF)」が“0.4マイクロテスラ=4ミリガウス”以上の磁場を有していた場合、周辺住民の“小児白血病発症率がおよそ2倍になる”という、統計データ上の一定した関連性が見られたそうです。また、2011年には、携帯電話から発せられる電磁波が“脳腫瘍の原因”となる危険性も発表されました。「毎日30分間の携帯電話の使用を10年間続ける事によって脳腫瘍の発症リスクが40%増す、発癌ランク2B(人体への発癌の可能性有り)に相当する。」という見解が示されています。

実は携帯電話から出ている電磁波は、大雑把に言えば電子レンジと同じ周波数帯域の「マイクロ波」です。電子レンジは高出力の「マイクロ波」を照射する事によって食品内の水分子を激しく振動させ、その摩擦熱で加熱するという仕組みです。出力に違いこそあるものの、耳に携帯電話を接触させて通話すると、やはり「マイクロ波」によって脳内の水分が発熱します。その際、細胞遺伝子の一部が破壊されて、脳腫瘍を発症する危険性があるのだそうです。従って、通話の際はハンズフリーイヤホンを利用するなどして、なるべく携帯電話を身体から放して使う事が推奨されています。ちなみに電子レンジで調理した食物を食べると、統計学的に胃癌や腸癌なりやすいという説もあります。末梢細胞組織の変質や、消化機能及び排泄機能の低下といった健康被害も引き起こされるそうです。さらに食品に含まれる大切な栄養素も「マイクロ波」によって破壊されてしまいます。この事実を受けて、旧ソビエト連邦(現在のロシア)では、1976年に国内での電子レンジ使用が法律で禁止されました。この禁止措置は1990年代初頭のソ連崩壊まで続けられていたそうです。

同様に、現代社会ですっかり普及した「LED電球」からも、実は強力な電磁波が放出されていて、その危険性が指摘されています。「LED照明」は電灯だけでなく、テレビやパソコン、スマホなどの液晶画面のバックライトとしても利用されています。現代人の多くが毎日、それらの電子機器から放射される電磁波を浴び続けて生活している訳です。宮城県のとある商店街に設置された「LED街灯」からは、国際基準の許容値を上回るVHF帯(30~300メガヘルツ)の電磁波が出ていた事が発覚しました。それが原因で、周辺住宅のテレビに受信障害が発生し、大騒ぎとなったそうです。それぐらい「LED照明機器」からは、強い電磁波が放射されているのです。「省エネで電気代を節約出来る!」なんて謳い文句に踊らされて飛び付いた結果、将来、癌を発症するなど、重大な健康被害に曝される恐れがあるのです。日本で一年間に癌病で死亡する人は、なんと約35万人!現在も尚、病気による死亡原因の断然トップです。食料品に含まれる危険な化学添加物も然る事ながら、身近な家電製品から放射されている「電磁波」も、癌発症の大きな一因となっているのです。なるべくなら、日頃から「電磁波」発生源を遠避ける生活を心掛けた方が無難でしょう。

 

電磁波の危険性を示す事例として、「モスクワ・シグナル事件」というものがあります。これは1945年以降、ソ連政府がモスクワにあるアメリカ大使館に向けて意図的に「マイクロ波」を照射し続けた結果、大使2人を含む職員49人が癌などの著しい健康被害を発症したという事件です。この「マイクロ波」照射は、ソ連が開発した高性能盗聴機を作動させる為のものでした。大使館内の調度品に仕掛けられたこの高性能盗聴機は電波を発信し続けるタイプの物ではなく、電源もバッテリーも不要という優れ物でした。遠隔から「マイクロ波」を照射されると作動し、大使館内の会話や物音を捉えて、その音声信号を発信するという仕組みでした。「マイクロ波」には厚いコンクリート壁も簡単に通過するという強い浸透力があります。アメリカ大使館側は、建物の一部にアルミ製の遮蔽板を取り付けるなどして、この「マイクロ波」盗聴兵器に対処したそうです。今から70年以上も前の昔、第二次大戦が終わった直後の時代に、この様な高度な「マイクロ波」技術が既に存在し、軍事利用されていた訳です。軍事技術が民間技術より何十年分も先に進歩していて、しかも一般庶民には秘匿されているという事実が覗えるエピソードですね。ちなみに「モスクワシグナル事件」が公式に一般公表されたのは1976年の事でした。それまで世間には30年以上もずっと事件が秘匿されていた訳です。

近年では、「電磁波過敏症」という健康被害も新たに問題視されて来ています。「電磁波過敏症」とは文字通り、身体が電磁波に曝される事によって偏頭痛、吐き気、目眩、鼻血、動悸、呼吸困難、意識障害、著しい記憶力低下、集中力低下、極度の疲労感、鬱病、不眠症、白内障や網膜剥離などの視力障害、キーンという甲高い耳鳴り症状が日常的にずっと続く、手足の感覚麻痺、首筋や肩の酷い凝り、筋肉痛、関節痛、湿疹、皮膚炎など、数々の体調不良を併発するという奇病です。日本国内でも2006年に宮崎県延岡市で、携帯電話基地局が設置されたと同時に周辺住民162人が「電磁波過敏症」と思われる謎の体調不良に苦しめられる事件が起きました。国や携帯電話会社は「電磁波と健康被害を結び付ける、科学的な因果関係は認められない」などと住民の訴えを撥ね退けましたが、基地局が発する電磁波は自然界には存在しない強力なものです。常時浴び続ければ変調をきたすのは自明の理でしょう。現在の日本国内での電磁波放出規制値は、利権や責任逃れなどの理由から大変甘い基準となっています。しかし「電磁波過敏症」や、「電磁波」による発癌リスク問題は、我々国民にとって非常に身近な危険です。身の周りが夥しい程の「電磁波」発生源で溢れ返っていませんか?毎日、携帯電話やPC、TV、ゲームなどに長時間熱中する余り、脳に「電磁波」を浴び過ぎていませんか?そのせいで意識が混濁して、まるでゾンビみたいに無感情な状態になって来ていませんか?身内が次々と癌を発症して亡くなったりしていませんか?国民総出で怒りの抗議運動でも始めない限り、政府は今後もずっと知らん顔で何一つ対処してくれません。自分の身は自分で守るしかないのです!余計な「電磁波」を浴び過ぎない様に、日頃からなるべく発生源を遠避けた生活を心掛けましょう!

 

参考資料

●電磁波コム:電磁波対策、電磁波と上手に付き合う方法
http://www.denjiha.com/action/howto.html

●ニュース報道:電磁波過敏症について

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